2019年12月

午前中に投稿した内容に少し補足します。
明日の荷揚げのため今日午後下山しました。山荘の「下はどこまで雪だったのでしょうか」と書きましたが、あれよあれよとスキー場の下まで雪でした。山荘で10cm程でしたが、途中から若干増えて、スキー場では20cm程積もったようです。とは言え、ツアーコースに十分な積雪があったとは思えません。やはり現時点では、登山の方は夏の登山道が良いでしょう。スキーの方は板を担ぐと登山道は歩きづらいので、カモシカゲレンデ途中まではゲレンデ内を、その後は車道を歩くのが良いでしょう。車道はシールで歩けます。
まだまだ降ってほしいですね。写真一枚目は登山道の標高約1700m付近。二枚目は鈴蘭橋登山道入口
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12月23日月曜日
営業開始直後の週末を無難に乗りきりました。毎年この年末営業の始まりは緊張します。体に染み付いている手順だとは言え、春から秋の営業とは段取りが異なることが多く、一つ一つ確認しながらの作業になります。また発電機はじめその他の機器が正常に働いてくれるか、それも心配の種です。寒さは想像できないような悪戯をしてくれることがありますから。とりあえず、問題なくスタート切れました。後は雪が降ることを願うだけです。
昨夕から夜中にかけて雪となりました。山荘付近で約10cmの新たな雪が積もりました。朝の最低気温は-8.3℃。この記事を書いている9時半過ぎで-3.5℃。風も穏やかで陽射しが暖かいです。例年この冬至の頃にこれだけ日の暖かさを感じないと思うのですが、今年は気候自体が違っている気がします。昨夜は、下はどこまで雪だったのでしょうか。今現在、登山道とツアーコースの状況に大きな変化はありません。
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12月20日金曜日
昨日と今日開店準備をしましたので、明日から営業開始いたします。
朝からツアーコース方面に様子を見に行きましたが、昨夜の雪も気休め程度でした。写真一枚目は山荘すぐ上の直線道路です。風が強い場所は積雪20cm程でしょうか。二枚目は、ツアーコースから位ヶ原に上がる斜面を上から見下ろしたものです。藪がまだまだ繁っています。毎年、ツアーコースから上がって位ヶ原山荘への分岐点に立てる看板の設置場所へは行ってませんが、藪がひどく分岐点から山荘へは来れそうもありません。また車道も積雪が少ないため、赤布付きの竹を立てたとしても風で倒される可能性が高いでしょう。これらの理由と、ツアーコースの現状を考えて、現時点では分岐点看板と山荘までの赤布並びに竹竿は設置しないことにしました。今後雪の状況をみて立てる時期を検討したいと思います。ご不便お掛しますが、ご了承ください。
年末年始の営業は1月13日月曜日まで(宿泊は12日日曜日まで)です。よろしくお願いします。
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12月19日木曜日
21日土曜日からの冬季営業に向けて、本日入山しました。標高低いところは雪は少ないです。いつもはゲレンデトップからのツアーコースを上がりますが、今日ははじめから諦め鈴蘭橋からの登山道を歩きました。ツアーコースは雪が少なく藪が埋まらずほとんど歩けません。もちろんいつものスキー板は持たずに登山靴で歩きました。残念ながらスキー場はリフト1本動いているだけで、使えないです。写真一枚目は登山道の標高約1900m付近。ゲレンデだとカモシカゲレンデ半ばと同じ標高です。二枚目は車道に出た直後の標高約2000m付近。車道は約5cm程の積雪でした。その後は車道と登山道をミックスで山荘まで来ました。途中冷泉小屋からはワカンを着けました。車道の積雪は約40cm程、つぼ足では20cm程沈みました。今週末入山の方は、このルートが良いと思います。ツアーコースは時間と労力使うだけとなりそうです。リフト利用で時間を計算している方は注意が必要です。それ以外に注意点を3つ。鈴蘭橋からの登山道は始めゲレンデ内を歩きます。ゲレンデ内は標識無いので、地図を確認して鳥居尾根ゲレンデを目指してください。その鳥居尾根ゲレンデ途中から左に山腹をまく登山道がはじまります。
2つ目。登山道内には所々に木で組んだ階段や木道があります。雪で埋まっている場合もあり、分からずに踏み外すと危険です。
3つ目。雪が少ないと言っても、今日私はワカンを着けました。当然ワカン又はスノーシューは必携です。
雪が降ればまた状況は変わりますが、今日の様子をお知らせしました。
写真三枚目は冷泉小屋前にて積雪チェック、約40cm(今日同行してくれたリトルピークス小峰ガイドです)、四枚目は山荘から上部を見たもの。
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