2021年12月

12月30日木曜日
年末寒波の到来が伝えられていますが、ここも例外ではなく大雪となってきました。気温は-10度にも達しておらず大したことはないですが、雪の降り方がすごいです。今朝7時からで50cm程積り、その内の30cm程は12時から15時ぐらいの3時間程であっという間に積もりました。現在も進行中です。風もなくシンシンと降るって感じです。まだ明日も続く予報ですから、どうなりますやら。明日の朝が心配です。
ツアーコース分岐から山荘までの赤布が埋没している恐れがあるので、明朝確認に出ます。ラッセルしてトレースを付けに行き、赤布を見える位置に付け替えたとしても、この調子で降り続けばトレースはまたすぐ消える可能性があります。ラッセル覚悟してお越しください。他人のトレースを当てにしないでください。ラッセルする自信のない方はやめておきましょう。これだけ一気に降れば雪崩の可能性も出てきますから。細心の注意を払ってください。
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12月26日日曜日
昨日から営業開始いたしました。開始早々の寒波襲来予報のため、少な目の初日となりましたが、約2ヶ月ぶりに山荘に火が灯りました。
今朝は寒気の影響で、最低気温は-17.3度、日中も-14.6度までしか上がらず、極寒の一日でした。しかしながら、雪は昨日昼からの24時間累計でも15cm程の新たな積雪で、心配したほどの大雪にはなりませんでした。日本海側で水分落としてきたのでしょう。まだこの先どうなるか分かりませんが、入山前には最新の天気予報を確認してください。
寒さの厳しいときには、ストーブの火の温もりがありがたいです。
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12月24日金曜日
年末年始の営業開始に向けて準備を進めてきましたが、全て整いました。明日より営業いたします。
ツアーコースから山荘までの赤布、赤旗も付けました。ツアーコースから山荘への分岐場所は、⑥番を過ぎて急斜面を上りきったすぐの所にしました。昨年までいつもあった場所より約50~60mほど下になります(写真参照)。この時期としては雪がありますが、やはり所々薮が気になる場所があります。またスノーシューやワカンの場合は、雪に隠れた薮が引っ掛かるかもしれません。分岐点から車道に出る間はご注意ください。
営業開始早々に寒波襲来の予報となってます。入山の方はご注意ください。またドカ雪となった場合は雪崩に細心の注意を払ってください。ビーコン、ゾンデ、スコップは雪山必携装備です。
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12月22日水曜日
本日、予定通り入山。今年も地元のリトルピークスの面々のご協力を頂き心強く入山できました。風はややあったものの、時折日が差し寒くもなく暑くもなく、入山にはありがたい天候でした。今シーズンは早くから雪が降っていたので、雪不足の心配は全くありませんでした。スキー場リフトの営業はまだ一本だけだったので、第三駐車場から登りだしました。今シーズンは休暇村ゲレンデはクローズですからご注意ください。

かもしかリフト上のツアーコース入口付近やツアーコース内も、しっかり雪が付いていました。⑥番付近の沢のギャップはまだしばらく経たないと平らにはならないと思いますが、薮が出ていてどうしようもないという場所はありません。ただまだしっかりとした下地が出来ていない場所もありますから、踏み抜きや雪の下の切株等への注意は必要です。登山の方はスノーシュー又はワカンは必携です。
ツアーコースから山荘までの赤布は金曜日に準備予定です。山荘への分岐場所は、状況を見極めて判断いたします。まだ今の時期は3月(昨年の雪崩事故の時)程は積雪がないため、あまり下からは薮に邪魔され樹林帯に入っていけません。金曜日までに判断します。とは言え、雪山入山にはビーコン、ゾンデ、スコップは必携です。必要装備を確認の上、入山してください。
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