2024年12月

12月30日月曜日
年の瀬も迫ってきました。残すは今日明日のみ。25日の晴れ以来吹雪く日が続きましたが、今日はチラチラ舞う程度、午後には陽も差してきました。

明日は荒れる予報となっており、元旦の初日の出はどうなりますかね。

さて、何度かお伝えしてきましたスキー場のクラウドファンディングですが、期限の明日を待たずに目標達成しました!!皆さまのご支援ありがとうございます!

今後も皆さまのご期待にお応えできるよう、地元の一員として努力して参りたいと思います。

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12月27日金曜日
25日一日晴れただけでまた吹雪の日々に逆戻りしました。昨日は気圧の谷の影響でしたから、若干重めの雪が15cmほど、昨夜からは冬型による降雪ですから軽い雪が30cmほど積もりました。今日は粒も大きくなり現在も降り続いています。昨日は寒さも一段落でしたが、また冷えてます。正午の気温で-9度、朝から少し上がっただけです。

久しぶりにクリスマス寒波襲来し、年末も怪しそうな雰囲気になってきましたね。
でもこれが本来の気象状況で、ここ数年が暖かく穏やかすぎたんですね。
年末年始入山する方は気を引き締めて入山してください。

スキー場HPによりますと、明日28日から夢の平リフト、カモシカリフトの運転が始まるとのことです。良かったですね!
リフト運転始まるので、山に入る方もリフト利用してください!駐車場、トイレだけ使って、他は素通りは辞めましょう!
特にリフト運転中のハイクアップは辞めてください。大変危険です。
ゲレンデは滑る人のために整備しているということをご理解ください。お願いいたします。
(登山での下山は仕方ないです。案内に従って支障にならないようお願いいたします)
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12月25日水曜日
今日から年末年始営業開始します!
入山後初めてのお日様を拝み、今シーズンの安全を祈りました。
気温は-12.5度まで下がりましたが、昨日までの吹雪とは違い、日の温もりを感じホッとしました。

年末年始営業は1月13日月曜日(宿泊は12日日曜日)までとなります。
皆様のお越しをお待ちしてます!
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12月24日火曜日
営業へ向けての準備を進めてきましたが、問題なく万端整いました!明日から営業開始いたします。
ツアーコースから山荘までの間に、赤布と赤旗設置しました。分岐は2,370m付近です。そこから車道へ出るまでが樹林帯のなかで、多少ヤブが気になる箇所もあります。この間が深いです。昨日書いた吹き溜まる場所ですね。車道に出ると、樹林帯程は深くはないですが、風が強く当たります。

ツアーコース内は入山者あっても、分岐から山荘間は極端に減りますからラッセル覚悟で来てください。

テント泊で計画している方もあるでしょう。
注意点を一つ。先週土曜日にもツアーコース内でテント泊の方々がいました。張るのは別に良いですが、その張り方です。写真(乗鞍大雪渓website提供)のようにコース内の真ん中に、それも3張り。いくら入山者が少なくてもそれはダメでしょう。まだ積雪が少なく樹林の中はヤブが出ていて張りづらい、というのは分からないでもないです。しかしながら、コースの幅の広い場所を選ぶとか、邪魔にならないよう樹林に沿って縦に3張りするとか。まったくこれでは障害物です。

自分達のことしか考えない、というのではなく、他者を思いやる気持ちを持ってほしいと思います。張るならコース脇の樹林の中、やむを得ない場合は、できるだけ幅の広い場所を選ぶなどして邪魔にならないようしてください。

登山の方は気にならないのかもしれませんが、滑る方には迷惑であり危険でもあります。

今回の件だけでなく、最近テント泊のマナーに疑問符の付く例が散見されます。
張る場所の選定だけでなく、コース内にテントを張り、防風ブロックを積んでそのまま放置。コース内にテントを張り、コース内に排泄。

コース内は、人が歩き、滑り、また休憩する可能性のある場所です。自分達だけの場所でないということを考えて、楽しんでほしいと思います。
よろしくお願いいたします。
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12月23日月曜日
営業準備は順調に進んでいます。
入山以来いい感じに冬型となり、鈍った身体が寒さでシャキっとしてきました。

入山の夜から断続的に雪が降り続けています。昨夜からは一晩で20cm程積もり、3日間に約30〜50cmの積雪となりました。写真は山荘前の道路の様子です。夏の入口のある北側は風が抜けるため、今だにアスファルトが見えています。その飛ばされた雪が溜まるのが吹き溜まりです。平均40cm降っても、積雪0の所があると言うことは、極端な話積雪80cmの所があっても不思議ではありません。吹き溜まりに捕まると脱出困難となります。

アスファルトに雪がつかないのは、今降ってる雪が冬型による降雪で、軽く乾燥した雪であるため積もる前に飛ばされてしまうということです。

ここ数年雪が少なく、こういった大雪を経験せずに入山する方もいると思われますが、十分ご注意ください。雪崩も当然ですが、思わぬ落とし穴に落ち込み、ヤブに絡まり、身動き取れなくなったりする可能性もあります。
軽量化のためにスノーシューやワカンを持たずに、アイゼンしか持参しないという方もいますが、恐ろしいことですね。常にトレースがあると思って入山するのは止めてください。無くても歩ける装備と体力があることを確認して入山してください。
よろしくお願いいたします。

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